BELTON(ベルトーン)の調律へ

■5月12日

先日はベルトーンというアップライトピアノの調律に伺いました。

今はもう製造されていないメーカーですが、戦前から存在し、歴史のあるピアノです。

今回のベルトーンは3本ペダルで、比較的新しいモデルになります。

もう少し古いベルトーンも調律していますが、鍵盤に象牙が使われているモデルもあります。

ライオンのシンボルマークが印象的!

 

下パネルを開けたまま撮影してしまいましたが、、、

塗色や上パネルの装飾が美しいデザインですね。

 

内部に使用されている弦の枕フェルトも紫で、個人的にかなり好みです。

それなりに年数は経っていますが、チューニングピンのトルク(弦を保持する力)も全然問題なく、今後も長くお使い頂けると思います。

今回は音が少し響きすぎるため、音色を整える調整もさせて頂きました。

もちろん、鍵盤下や下パネル内の埃の除去は毎回行っています。

このように調律だけではなく、ピアノにとって必要な作業は調律の中でやらなければなりません。毎年メンテナンスしているのに弾きづらかったり、鍵盤が重かったり、音がこもっている場合には調律師にご相談下さい。

皆さんが心地よく演奏できるように、総合的なメンテナンスを弊社では毎年行っています。

 


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